1918年、日本橋にて並木製作所としてスタートし、1928年パイロット万年筆と社名を変更しました。 パイロットを世界有数の万年筆メーカーにしたのは、蒔絵万年筆の存在でした。 当時万年筆メーカー各社は、ボディの素材として使っていたエボナイトの変色に頭を悩ませていました。エボナイトの変色を抑える工夫としてパイロットが開発したのがエボナイトに漆を塗るというもので、当時「ラッカナイト」と呼ばれていました。 漆を塗ったエボナイトに蒔絵を施すというアイデアが実行されると、すぐにパイロットのラインナップにあった蒔絵万年筆にイギリスのダンヒルが興味を示し、ダンヒルブランドで蒔絵万年筆を発売しないかと、声が掛かりました。 パイロットはダンヒルのその申し出を断り、ダンヒルとパイロットのダブルネームなら発売しても構わないと提案しました。 ダンヒルナミキの万年筆は、パイロット、ナミキの名を世界に知らしめ、パイロットが一流の万年筆メーカーであると認知させました。 蒔絵万年筆だけでなく、キャップレス、プランジャー式吸入、エラボー、ジャスタスなどのユニークな製品を発売する一方、カスタム74シリーズのようなスタンダードな万年筆も堅実に作り続けています。

パイロット(日本)

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